プロ講師も実践している!「勉強に集中できる環境」を作る具体的な方法!

生徒向け
この記事は約9分で読めます。



zaki
zaki

こんにちは!
学相BLOGのzakiです!

読者の方
読者の方
学校では勉強しているらしいですが、家では勉強に集中できていないようで心配です。
子どもを疑っているわけではないんですけど、勉強しているというわりに成績に反映されなくて困っています。

こうしたお悩みを解決できる記事になります。

 

こういった方にオススメ!

  • お子さんの集中力に困っている方
  • 家でも集中して勉強できるようにしたい方
  • 勉強に集中できない方

 

 

この記事を読み解決策を実施すると、

お子さんが家でも集中して勉強に取り組めるようになり、

成績アップに繋がるようになります。

 

 

なぜなら、

過去に家での勉強時間が0時間だった子が、ご紹介する方法で家で集中して毎日3時間勉強する習慣が身についたからです。

 

zaki
zaki

僕が家庭教師をしていた頃の生徒さんです!

ちなみに僕も中3の初めくらいまで自宅学習時間は0時間でした(笑)

 

この記事では、

過去の僕の経験を元に家で集中できない特徴を解説し、

 

実際に

  • 家でも簡単に集中できる環境の作り方
  • プロ講師も実践している環境

についてご紹介します。

 

この記事を読み終えると、

子どもの家庭学習についての悩みがなくなり、集中力と成績の両方がアップするようになります。


家で集中できない環境の特徴と理由

周囲の音

周囲の音といっても一概に人それぞれなので、「静かである」ことと「うるさい」ことは個人の感覚で結構です。

1つずつ見ていきましょう。

静かすぎる環境

物音がほとんどしない環境です。

 

読者の方
読者の方

え?静かな方がいいんじゃないんですか?

 

と思いますが、実は「静かな環境」は人が集中しにくい環境であるとされています。

 

Yahoo!知恵袋 静かだと勉強に集中できません。

 

もちろん個人差はあると思いますが、

 

  • 静かなほうが気が散りやすい
  • 逆に少しの物音が際立って集中の妨げになる

という意見があるのは事実です。

 

これは人が受け取っている情報量と関係があります。

普段人は無意識ながらも膨大な情報量を得ています。

 

しかしそのすべての情報量を認知すると、脳に過度な負担を強いることになり、すぐに疲弊してしまいます。

 

脳は本当によくできており、不要と認知する情報はシャットアウトし、必要な情報だけ認知するようにしているのです。

 

zaki
zaki

脳ってめちゃくちゃ賢い!

だからこそ、静かな環境では

些細な物音でも気が散ってしまい、勉強に集中できない

といったことに繋がるのです。

 

うるさすぎる環境

では逆に「うるさい環境」はどうでしょう。

当然集中できない割合の方が多いでしょう。

 

「静かな場所」と同じ理屈で、多量の情報量が常に脳に負荷としてかかるため、集中状態を継続しにくいことがいえます。

 

机の周辺

以下の項目に当てはまるものがある場合は注意が必要です。

 

  • 机の上が散らかっている
  • 手の届く範囲に娯楽アイテムがある
  • 時計がある

など

 

1つずつ見ていきましょう。

 

机の上が散らかっている

机の上が散らかっていると、

 

  • 視覚情報が多くなる
  • どこに何があるか探す手間が生じる

 

という理由から、集中力が妨げられます。

 

無意識でも視覚情報が多くなると、

やることが多すぎてだるい、面倒くさい
といった悲観的意識が芽生え、心理的な負荷がかかります。
そしてその負荷から一時的に解放されたいがために娯楽アイテムに手が伸びてしまうのです。

手の届く範囲に娯楽アイテムがある

まず大前提として、人は

 

  • 苦痛を避けたい欲求
  • 快楽を得たい欲求

 

という2つの欲求を満たすために行動しています。

この欲求は人である以上例外なく誰しもが持っている欲求です。

 

先ほどの流れで言うと、

「やることが多すぎてだるい、面倒くさい」という苦痛を避けたい欲求が働き、
娯楽アイテムを使って快楽を得たい欲求が働いている。
ということになります。

 

手の届く範囲に娯楽アイテムがあると、それだけで集中の乱れを生み出してしまうのです。

時計がある

あくまで僕の意見ですが、時計を置くのは集中の妨げになると考えています。

 

僕の考える時計が集中の妨げになる理由は

「時間が気になるから」

です。

 

子どもの頃を思い出してほしいのですが、

苦手科目や嫌いな科目の授業のとき、時計ばかり気にしていませんでしたか?

そのときの授業は集中できていましたか?

おそらく集中できていなかったでしょう。

 

そもそも時計(時間)を気にしている時点で集中できていないことは明らかなわけです。

苦手なことや嫌いなことに取り組んでいるときの体感時間はただでさえ長く感じるわけですからね。

 

家でも簡単に集中できる環境の作り方

適度な物音を意図的に作り出す

プリンストン大学の心理学者ヴァーノンらの研究によると、完全に静かな場所では集中できないことが証明されており、人は適度な物音がある環境の方が集中できるとされています。

 

よくカフェで勉強している人や作業している人を目にするかと思いますが、

 

これはカフェの店内BGMが適度な物音を演出し、集中しやすい環境を作り出しているからであると言えます。

 

zaki
zaki

特に歌詞がないという点がいいですね!

歌詞があると今度は曲に集中してしまいますからね(笑)

 

机の上や周辺に不必要なものを置かない

僕が中学生の頃は机の上には

 

  • 筆記用具
  • テキスト
  • ノート
しか置いていませんでした。
必要なものしか目につかないので集中するのに時間はかかりません。
zaki
zaki

あくまで僕の個人的な意見ですが、

机の周りは殺風景なくらいがちょうどいいです。

逆に以下のものが机周辺にある場合は注意が必要です。

【机周辺の不必要リスト】

  • スマホ
  • テレビ
  • ゲーム機
  • マンガ
  • 時計

など



プロ講師のzakiも実践している環境

お恥ずかしいですが、これは僕の作業机です。(笑)

 

実は、上記でご紹介した方法の他に僕だけのオリジナルの工夫が2つあります。

 

  • 電気スタンドのみ点灯
  • 休憩までの時間をアラーム設定

です!

 

これもちょっとした集中するためのテクニックになります。

 

1つ目の工夫については、

視覚的に机周辺のことだけに集中できるように、明暗を意図的に作り出しています。

 

視覚的な効果に加えて、適度な音はカフェなどで流れるBGMをイヤホンで聞くという聴覚的な効果も作用しています。

 

人は五感に訴えかけることで集中力が高まっていくので、試してみる価値ありですよ!

 

2つ目の工夫については、

短時間中により集中できるようにしています。

 

人が継続して集中状態を維持できる時間は

  • 子どもの場合およそ45分
  • 大人の場合およそ90分

と言われています。

 

だから、

  • 小学校の授業時間は45分
  • 中学高校の授業時間は50分
  • 大学の講義時間は90分

に設定されているのです。

 

僕はこの時間サイクルを利用して90分後にアラーム設定をしていつも作業に取り組んでいます。

 

ですので、子どもが学習する場合には50分後にアラーム設定をして勉強に取り組み、小休憩をはさんだ後に再度50分間勉強するのです。

 

いきなり50分集中するのが難しい場合は、15分程度の時間で集中する短期学習も十分効果があります。

 

東京大学の池谷裕二教授の見解

 

zaki
zaki

漠然と勉強するよりも、時間を小分けにして短時間に集中すると勉強の効果も高まりますよ!

 

 

こちらの記事でも、勉強の計画を立てる上で50分勉強と10分の小休憩にしたがって取り組むことをご紹介しています。

 

まとめ

 

【集中できる環境作りの手順】

  1. カフェで流れているようなBGMを聞く
  2. 部屋を消灯し電気スタンドのみ点灯する
  3. 机には必要最低限のものしか置かない
  4. 50分後にアラーム設定をし、アラームが鳴るまで勉強
  5. 10分後にアラーム設定をし、アラームが鳴るまで休憩
後はスケジュールにしたがって4と5の手順を繰り返すだけです!
zaki
zaki

いかがでしたか?

読者の方
読者の方

すごくよくわかりました!
また相談してもよろしいですか?

zaki
zaki

ありがとうございます!

いつでも相談おまちしています!

 




この記事を書いた人
zaki/学習相談屋

指導暦:集団塾講師3年、個別指導塾講師2年、家庭教師2年
担当科目:中学数学、中学英語、高校数学、高校英語
実績:
1年で偏差値32→65まで伸ばし、進学校の特進コースに入学。高校で再度挫折し1年の浪人を経て偏差値44→60まで伸ばし、立命館大学理工学部に入学。大学在学中に塾講師のアルバイトを経験し、現在も塾講師として活動する傍ら、ブログを通じて成績不振のお子さまに悩む親御さん向けの情報を発信している。

教え子の実績
・半年で偏差値42→64
・1週間で定期テスト5科目240点→350点
・定期テスト苦手科目で満点

合格実績
・龍谷大学理工学部1名
・滋賀県立石山高校1名
・滋賀県立守山高校2名
・滋賀県立草津東高校2名
・洛南高校3名
・光泉高校Ⅲ類1名
・比叡山高校4名
・大谷高校5名

zaki/学習相談屋をフォローする

お問い合わせ

コメント

タイトルとURLをコピーしました